ダート専門-砂の祭典-

ダート職人によるダート競馬専門ブログ

【週間ダート臨時号】マルシュロレーヌの偉業 #15

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その瞬間は急に来た。



私にとって本場アメリカの土ダートのG1で勝つ日本馬なんて生きてるうちに見れないと勝手に思い込んでいた。


ドバイワールドカップですらオールウェザーの時代のヴィクトワールピサが勝利したのですら奇跡的だと思っていた、正確には「きっとそれ以上の事など半世紀に一度くらいだろう」とそう思い込んでいた。



わざわざ強いアメリカのダート馬を呼ぶ為にわざわざ輸入した土ダートを前に多くの日本の強豪馬達は大差、大差、また大差でまるで別の生物のレースを走ってるかの様なものを見させ続けられた。

高額賞金でアメリカ馬をどうにか遠征させようとして本国アメリカよりドバイですらそうなのだから層の厚い本国のアメリカのダートでましてやBCなんて開催地持ち回りでもとてもじゃないが夢物語だと・・・。



私事になるが少し書かせて貰うが
半兄、半姉にベルモントS勝ちを持つカジノドライヴが現役時代から好きで3歳の2月の新馬戦で圧勝し二戦目でピーターパンS(G2)を勝利しその後に夢を見させてくれた。

ベルモントSは一勝より一生を重んじる藤沢和雄調教師らしい方針で回避こそしたがその秋はしっかりとBCクラッシックに挑戦はしたが敗北、その後はフェブラリーSで2着など活躍した事などもあったが、

向こうの良血を日本へ持って来てアメリカへ送り込んだ際もBCクラッシックでかなり離された殿負けしてしまう程なので日本馬の勝利など夢の話しだと思っていた。




ましてや日本のレース体系ではダートの牝馬路線はJRAでは路線確立されてなく地方競馬との交流戦で何とかやっている状況なので牝馬限定のBCディスタフ挑戦こそ日本調教馬のBCクラッシック制覇より数段難易度が高いと思って当日マルシュロレーヌを見ており、日本国内で見せた末脚を伸ばす競馬で何とか掲示板くらいあればかなりの健闘だなと・・・





その前に走り見事勝利したラヴズオンリーユーを見た後気楽に考えながら現地のストリーミング配信をネットで見ていたのだが、





ゲートを開いた瞬間如何にもアメリカ競馬らしい展開が目の前に広がる、



400m通過で21.8秒で「ホットレース」


800m通過で44.9秒で「ハートブレイキング」


実況はそう叫んだ!





日本の芝のスプリント戦、いや新潟直線芝1000mの様なかなりハイペースラップを刻みレースが激流を極める中オイシン・マーフィー騎手鞍上のマルシュロレーヌは必死に耐えてるどころかコーナーに入り強気に外目を回し位置を上げて行く


「嘘だろ?」


そんな光景を見ながらそう思った。



その後実況も大興奮の中直線後続の追撃もありながらも見事に差し返す



写真判定となったがカメラの角度的には僅かの差で勝ったのはわかった。
まさに夢の様な快挙だった。

真っ先に私はマルシュロレーヌに謝らなければならないと思った。

まさかここまで強い競馬をし、勝ち切るとまでは思ってもみなかったので謝るのは当然である。



父オルフェーヴル 母ヴィートマルシェ


父系の祖父がアメリカから日本へ渡ったサンデーサイレンスが孫世代で再びアメリカのG1を制すのは大変感慨深いが
母系の祖母はキョウエイマーチで祖父はダンシングブレーヴにあたる。
曲解された解釈ではその昔日本は種牡馬の墓場まで言われていたがこの日本らしい血統の集大成で見事アメリカダートを制したのだ。


世界中の良血が日本で時間を掛け育んだ集大成の様な結果で今回で日本の馬産について世界的に見直される大きな転換期が訪れた様に思う。




それだけ今回は日本が世界に見せつける大きなハナ差勝ちとなったように思う。



一、競馬の物書きとしてもこれは大きな偉業の瞬間を見れて良かったと改めて肌に感じこれからも競馬に少しでも携わりながら書き物出来る事に大きな出来事であったのは間違いは無い。


今回遠征の為に多くの人が最善を尽くし、マルシュロレーヌ自身も色々な困難や評価を跳ね除けて挑戦し勝利した事へ最大の敬意を表する。



これからも日本の競馬界の発展を日本の物書き界の隅からも願い続ける。



ありがとうマルシュロレーヌ!!!









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